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人間がコントロールする自然

現在、多くの人が「自然」だと認識しているものはほとんど、人工的に作られた偽物なのではないでしょうか。

なぜ、そう言えるのか。
それは、人間が自然を管理している、もしくはコントロールできている。という感覚になってしまっていると感じるからです。

もし本当に、自然を管理(コントロール)できていると思っているのであれば、それは勘違いです。

自然をコントロールするという考え方

自分達の都合のために、人間自身が作り出したもの、
例えば株や為替など、そんな人間しか関わっていない非常に限定された条件下のものですら、完全に予測やコントロールできていないのですから、自然がコントロールできているなんて思い上がりも甚だしことだと思います。

自然を理解すること、理解しようと努力することは、非常に大切なので、
研究などによる理解の促進はこれからも続けていくべきだと考えます。
ただし、理解できた狭い領域の情報を持ってして、何か事を成そうとするのはするべきではないし、そもそもしなくてよいのです。

人と人

これは、人間同士でも同じことで、
誰かのことを良く知りたいと思い(想い)、理解しようとする。
そして、ただただ、理解に徹する。
(余談ですが、僕はこの「理解したいと想う気持ち」を、ある意味で本質的な『愛』、と呼べるものなのではないかと考えています。)

この理解することによって得た知識や、情報を使って、
自分自身のために何かを成そうとすれば、それはもはや愛などとは表現できなくなり、
利己的な、「終わりのある流れ」になってしまうのです。

相手を理解し、相手を知ったことで得た情報を、相手のために使う。
常に利他に徹する精神が大切だと僕は考えます。
これは、奉仕に徹するべきだ。と言っているわけではありません。
利他的に生きるということは、結局は利己に活きてくるものなのです。
そうすれば「終わりのない流れ」となるのです。

自然(地球)と人

これは自然(地球)に対しても、全く同じことが言えます。
研究し、理解し、コントロールしようとする。
あまつさえ、研究の一環と称して生きたまま解剖さえしようとする。(というか実際には、既にしている)
こんなことを続ければ、当然、多くの終わりのある流れができてしまい、
行き場のなくなったエネルギーが、環境問題や生態系の偏りなどとして現れるのです。

これからをどう生きるか

利己をやめ、利他に徹する。
これだけで、大きく改善できると思うのです。
そのためには、「価値観の変革」と「教養」が必要不可欠です。
人々が利己の呪縛を捨て去れるように、安心して学べる環境にすべきだと考えます。

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